御 蔵 島 社 協 だ よ り
福祉保健センターのまん延防止等重点措置の対応について
日頃より福祉保健センター仲里の事業に対して、ご協力いただき誠にありがとうございます。
現在、まん延防止等重点措置が適用されております。今後、解除されるとは思われますが、当面の間は、下記の事柄を順守し、安全に注意しながら適宜事業を行ってまいります。
● 全来館者への手指消毒、マスク着用の徹底 ● 必要最低限の来館利用(行事等の中止)
● 施設内の消毒やパネル等で感染リスクの軽減 ● 検温や体調確認
なお解除後につきましては、状況に応じ都度検討してまいりますので、何卒ご了承ください。
村民の皆様のご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
かつどりクラブの次年度募集について
令和4年度かつどりクラブ(放課後児童健全育成事業)の新規児童を募集いたします。
「かつどりクラブ」は、小学生の保護者が就労や疾病等により家庭において監護が困難な児童をお預かりし、遊びや生活の場を提供いたします。
対象児童 御蔵島村在住の小学生で、両親の就労や疾病等により監護が困難な児童
実施日時 月曜日~金曜日 下校時間から午後5時まで
長期休校中 午前9時から午後5時まで
※ 祝祭日及び年末年始は除く
実施場所 御蔵島村福祉保健センター仲里 2階
利 用 料 月 額 ¥1,000 ※ 短期利用も可
利用方法 まずは社協事務局までお申込下さい。所定の申込書をお渡しいたします。
緊急小口資金貸付事業 延長中です
新型コロナウイルス感染症の影響による休業・離職等による緊急小口特例貸付ですが、昨今の現状を鑑み、3月末日まで貸付を延長しております。詳しくは事務局までご連絡をいただくか、東京都社会福祉協議会のホームページ等をご参照ください。
健康こと いろいろ
『過(か)活動(かつどう)膀胱(ぼうこう)』とは
急に我慢できないほどの強い尿意をもよおし、それが繰り返される病気のことです。尿が溜まっていないにも関わらず膀胱の収縮が活発になり、そのため尿が漏れそうな感覚が現れたり排尿回数が極端に多くなったりします。頻尿(排尿回数が多くなること)や、尿意切迫感(尿が漏れそうになる感覚)などの症状は膀胱炎など他の病気でも現れるので、過活動膀胱を診断するときには他に原因になる病気がないことを確認する必要があります。そして、過活動膀胱症状スコアという問診で条件を満たした場合に診断が確定します。症状がひどくなると生活にも支障をきたすことがあるので飲み薬などで治療を行います。自分でできることとして、骨盤底筋を鍛えたり、水分の摂取パターンを見直したりすることが大切です。排尿の日記をつけると飲水や生活パターンを客観的に分析でき、沢山の気づきが得られます。
トイレが我慢できない原因にはいろいろあります。
・神経系のトラブル
・精神的なもの
・骨盤底筋の筋力低下
・原因不明
・膀胱炎
上記のうち、膀胱炎以外の原因は判別が難しいため問診表や排尿日誌、専門的な検査などをして判別する必要があります。
◆膀胱トレーニング◆
トイレに行きたいと感じた時、骨盤底筋を締めトイレを我慢するのが膀胱のトレーニングです。膀胱のトレーニングを効果的に行えるようにするためにも、先月お伝えした骨盤底筋を鍛えることはとても大切です。膀胱トレーニングは焦ったり慌てたりするとうまくいきません。肩の力を抜き、深呼吸しましょう。深呼吸をする時は、ゆっくりと息を鼻から吸い吐く時は吸った時の倍以上の時間をかけてゆっくりと吐きましょう。なぜなら、息を吐くことで副交感神経が強く働くため、よりリラックス効果が増すからです。トイレに向かう時は、早くトイレに行きたいという気持ちを抑えトイレ以外のことを考えて焦らずゆったりとした行動でトイレに行くようにしましょう。失敗しても大丈夫なように家で訓練しましょう。
◆生活習慣の見直し◆
排尿の記録を3日間つけて、その記録からトイレに行くパターンや水分摂取などを客観的に分析し生活スタイルを見直します。尿もれと生活スタイルは密接に関係していますので、生活習慣の見直しはとても重要なポイントとなります。自分が毎日、何をどれくらい飲んでいるのかは注意してみないと気づかないものです。単純に沢山の量を飲み過ぎていたり、緑茶やコーヒーなどカフェイン飲料を沢山飲んでいる場合は少なくありません。
また、口が渇いて沢山飲んでしまうという方は以下のことを考えてみてください。
・鼻はつまっていないか
・普段から口呼吸していないか
・塩分が強いものばかり食べていないか
・更年期
・内服薬
♦排尿日誌をつけてみよう♦
排尿日誌をつける時、記録用紙と計量カップが必要です。ペットボトルの口側を切り取って自作もできます。500mlのペットボトルに、50mlまたは100ml刻みで印をつけるとよいです。
記入する項目(時系列で記入します)
1.排尿時間 もし、トイレに行って尿が出なかった場合、トイレに行った時間は書いておきましょう。
そして、メモに「尿は出なかった」と書いておいてください。
2.排尿量
3.尿意 尿意とは、トイレに行きたかった度合です。以下の3段階で書きましょう。
・凄く行きたかった
・普通に行きたかった
・行きたくなかったけど念のために行った
4.尿漏れの有無
5.尿漏れの状況
・くしゃみをした時
・ジャンプをした時
・服を脱いでいる途中で
・トイレに向かっている途中で
など、どんな状況か分かるように書いてください。
6.水分を飲んだ時間・種類・量 水分とは、水やお茶、コーヒー、牛乳など液体を飲んだ時に記録すれば
大丈夫です。味噌汁、スープ、お米を炊く時の水など食事の時の水分は入れる必要はありません。
水分量は、何をいつ飲んだのか飲んだ時間と量、種類をしっかりと書いてください。
● 記入の注意点
・1回分(1日分)の記録は、朝起きた1回目のトイレから翌朝の1回目のトイレまでを記入。
・3回分(3日間)記入する。
排尿日誌を1日分だけ記入しても排尿パターンを把握することはできません。そのため、最低でも3回分(3日間)が必要となります。なるべく3回のうち1回は仕事中を入れることがベストです。(お仕事をしている人の場合)それは、家にいる時と仕事の時での水分摂取や排尿パターンに違いがあるかもしれないからです。そのため、3日間連続で記録をしなくていいので、できる日を選んで3日分記録をしてください。また排尿日誌を記録する時は、できるだけ症状がある時を書くようにしましょう。
● 排尿トラブルで受診する際に排尿の記録を持って行くと、診察がスムーズになります。
排尿の度に量を測り、記入するのは面倒かもしれませんが、排尿パターンや飲水パターン、生活パターンを読み取ることができ、さらに膀胱の機能まで予測することができます。もし、尿漏れで困っていたら、3日間だけ頑張って書いてみましょう。
平日 8:30 ~ 17:15 (土・日・祝祭日休)
社会福祉法人 御蔵島社会福祉協議会
〒100-1301 東京都御蔵島村字かんぶり 御蔵島村福祉保健センター2階
TEL 04994 (8) 2508 FAX 04994 (8) 2507